考えるための時間をつくる

今回も、今うちの部で忘れずに行っていることを少し紹介しようと思います。

そもそも、Web制作に携わっていると、矢継ぎ早にいろんな修正に追われることが多々あります。当然、サイトの責任部署なのですから、それは通常業務の範囲として、粛々と行うものです。ただし、例外があります。いわゆるリリースに伴う何かだったり(例えば先の7月の新サービスリリース)、ランディングページ制作や追加コンテンツだったりというのは、なにもいきなり今日お願いしますっってことは実はありません。

もちろん、会社の経営的判断などから急遽対応しようという話にはなっても、Webになにかしら装飾を施して掲載するようなコンテンツの場合は、事前に計画があります。それが、1週間前なのか、1ヶ月前なのか、5日前なのか、どちらにしてもそこまでには周りの調整も必要になるのですから、かならず表に出るまでの時間はあります。

デザイナーにとって、何が一番困るのかというと、「考える時間」がないこと。大幅な設計変更を伴うようなもの以外は、たいていはデザイナー側でコンテンツの配置なども考えてもらうわけですが、そういう場合でも、突然原稿を持ってきて、「明日このコンテンツをあげてね!(ニコ)」とかこられても、考える時間が全くなく、ただただ作業に徹するだけになるので、当然作ったもののクオリティでさえ、「やっつけ」になってしまうわけです。

今うちの部で実践しているのが、こうした事前情報を少しでも早くキャッチアップしてメンバーに伝えること。誰がどこを担当するというようなアサインまでは踏み込まなくとも、メンバーそれぞれの立場で、その情報を元に事前に調査をしたり、デザインの方向性を考えたりといったようなことをするために時間の余裕を与えるようにしています。毎日忙しくしてもらってはいるけれど、ちょっとした時間の空きはあるわけなので、そうした合間に事前に得た情報を元に、実際に動く前までにある程度の考えをまとめてもらえるわけですね。

そうすると、プロジェクトとして動き出したときの一人一人の動きがとても速くなり、成果物の品質を維持したまま成果物の上がりが早くなります。もちろん、仕事のボリュームはあっても、手を動かすときは動かすことに徹することができるというのは、考える作業と並行で行うよりも当然パフォーマンスは高いわけです。
デザインに限らず、コーディングでも同じこと。HTMLを組んでいく作業の前に、そこに流す予定の原稿の構造を理解しておけば、マークアップ段階では機械的にタグをつけるだけですむ。

こうした、事前の情報共有を怠らないことって、当たり前だけど結構重要なことなのだけれど、忙しさにかまけて忘れがちなところもあります。当たり前のことを当たり前のようにできるようにと改めて自身に問いかけつつ、 blogに残しておこうと思います。

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